Methods

簡単を細く・長く

スペンサーさん(仮名)の様にストイックにならなくても大丈夫 「楽しく」&「続ける」が大切
スペンサーさん(仮名)の様にストイックにならなくても大丈夫 「楽しく」&「続ける」が大切

 テレビや雑誌では様々な体操やセルフケア方法が紹介されています。少し試しては終わり、こういう経験はありませんか? ここでは、そうならないようにコツやポイント、考え方など、継続してやりたくなるように解説いたします。
 この動作を行えば「なぜ良いのか」「どこに良いのか」「どれくらいの回数で効果があるのか」仕事でも料理でも掃除でも、労力と成果が分かった方がやる気を継続しやすいですものです。3週間ほどで、実感レベルになります。 まずは短期目標をステップにして、気長に継続できるよう、モチベーション(動機)を大切にしましょう。 自分に必要な2~3種類の体操を数十秒~数分に絞って日常生活に取り入れるのがオススメです。

筋肉を識る

ボディケアを行う前に

「なんとなく良さそうな体操…。」ではなく効果内容や理由を理解したり、イメージを持って行うことは、継続していくためには、非常に大事なことになってきます。体の悪い状態をため込んだり、放置してしまう前に予防の段階でケアしていきましょう。

呼吸と運動

赤筋

呼吸をしながら筋肉運動をすると「有酸素運動」です。脂肪燃焼を起こす運動であり、酸素・ヘモグロビンに富んだ赤い筋肉、赤筋という分類になります。持久力のある筋肉であり、姿勢維持筋として  この筋肉が重要になります。※息を止めた瞬発的な動きは無酸素運動で白筋という分類になります。

等尺性運動

室内で可能な有酸素運動

関節の動き、曲げ伸ばしを伴わない静的な筋肉運動を等尺性運動といいます。足や手を上に挙げ続けた状態がそれにあたり、力は入れているものの筋肉の長さ・尺が変化しない、ということで等尺ということになります。ヨガ・太極拳などの有酸素運動により持久力のある姿勢維持筋が増強できます。

筋肉・血流の回復

白筋の意義と応用セルフケア

スポーツなどで瞬発力を必要とする投球動作や、キックの動作などは息を止めて力を入れる「無酸素運動」です。姿勢維持筋に適した有酸素での赤筋とは逆の種類で、あえて3~5秒間負荷をかけてこれ行うと、血行不良など悪い状態の筋肉が良い筋肉に同調しようとして改善・回復傾向を示します。

拮抗筋バランス

手足(脚)の曲げ伸ばし(屈曲・伸展)など同じ関節において反対の作用をする筋肉を拮抗筋といいます。65%対45%ぐらいで、曲げる力の方が強いのが普通ですが、そのバランスが大きくくずれたり、弱すぎる筋肉がある場合は、関節負担や姿勢バランス不良から痛みや痺れなど不調の原因となります。

体幹・姿勢バランス

ヒトの体は頭や上半身を含め体重を分散して各関節などに負担をかけないような構造になっています。背骨においてのゆるやかなカーブの生理的彎曲(ワンキョク)や「土ふまず」といったアーチ状のクッション作用・バネ作用などが、それにあたります。姿勢不良や筋力低下などでこれがくずれると、痛みや痺れなど不調の原因となります。

内臓の関連痛

体の各組織は脊髄から神経根を経由して脳と情報をやりとりしています。その際、内臓に疲労や不調があると「関連痛」として同一神経支配領域の皮膚や筋肉に漫然とした痛みや違和感が発生します。場合によっては、メディカルドクターにかかる必要もあります。

筋肉の改善

方法と意義

体操にはいくつかの意義があります。 ここでは話をシンプルにするために、硬くった筋肉をやわらかくする、ということと  弱くなっている筋肉を増強するつまり筋トレ”という作用の2点の意義を念頭にイメージしていただきます。 

呼吸しながらの10秒同一姿勢を保持すれば、有酸素運動として赤筋の筋トレになり、3秒程度(できれば少し強めの)負荷をかければ、筋肉の改善・回復作用があります。

 筋肉がやわらかくなれば、イコール“血液循環”や、呼吸補助筋が作動しやすくなったり、弱い筋肉が強く増強すれば、良い姿勢の維持や、負担のかかっていた関節や局所が保護されたりしますので、2次的・副次的に改善ポイントが出てくるということももちろんあります。

大腰筋

膝頭を水平かやや上に
■おしりの筋肉とともに骨盤の安定に寄与

■ぽっこりお腹・冷え性・便通にも効果的

【根拠】
骨盤周辺の筋肉です
内臓に接した筋肉です

多裂筋

脚をうしろに上げます

■腰骨=腰椎スグの両サイド

腰の関節を守る重要な筋肉

■ギックリ腰、姿勢不良予防に効果的

【根拠】
骨盤周辺の筋肉です
腰痛患者≒筋肉硬化・短縮、機能低下あり 


腹横筋



足関節伸展

◎呼吸しながらの10同一姿勢を保持すれば、有酸素運動として赤筋の筋トレになり◎

3秒程度(できれば少し強めの)負荷をかければ、筋肉の改善・回復作用があります◎

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